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情シスアウトソーシングサービス比較16選|ひとり情シス・兼務担当者が失敗しない選び方

情シスアウトソーシングサービス比較16選|ひとり情シス・兼務担当者が失敗しない選び方

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「情シスアウトソーシング 比較」と検索しているものの、
サービスが多すぎて結局どこが自社に合うのか分からないと感じていませんか。

特に、ひとり情シスや総務・経理と情シスを兼務している中小企業では、
「全部任せるべきなのか」「一部だけ外注できるのか」「失敗しない比較ポイントは何か」といった悩みがつきものです。

本記事では、情シスアウトソーシングサービスをいきなり比較するのではなく、
まず「比較する前に知っておくべき考え方」と「サービスのタイプ」「見るべき比較軸」を整理します。その上で、情シスアウトソーシングサービス15選をタイプ別に紹介していきます。

情シスアウトソーシングサービスを比較する前に知っておきたいこと

こんなこと、悩んでいませんか?

  • 情シスを専任で置けず、ひとりで抱え込んでいる
  • 社員数が増え、PC・アカウント管理が限界に近い
  • トラブル対応や問い合わせ対応で本来業務が進まない
  • 上司から「これ、外注できないの?」と言われ始めた

つまり、「情シスアウトソーシングが必要かどうか」ではなく、
「どこまで・どうやって外注すればいいのか分からない」段階に入っているかと思います。

業者一覧だけ見ても決めきれない理由

多くの比較記事では、いきなり「おすすめ〇〇社」と業者一覧が並びます。
しかし、それを見ても決めきれないのは自然なことです。

理由はシンプルで、

  • 各社とも「対応内容が広く見える」
  • 料金体系が分かりにくい
  • 自社規模に合うかどうか判断できない

からです。

情シスアウトソーシングの比較で重要なのは、
「どの会社が良いか」ではなく「どのタイプが自社に合うか」を先に整理することです。

ひとり情シス・兼務体制で起きがちな失敗

ひとり情シス・兼務体制でよくある失敗は、次の3つです。

  • すべてを外注しようとしてコストが膨らむ
  • 逆に一部しか任せられず、負担が減らない
  • 外注先に依存しすぎて、社内にノウハウが残らない

これらは、比較の軸を持たずにサービスを選んでしまうことで起こります。
次章では、まず情シスアウトソーシングの「主なタイプ」を整理します。

情シスアウトソーシングサービスの主なタイプ

ヘルプデスク型(問い合わせ対応中心)

ヘルプデスク型は、社員からの

  • PCが動かない
  • ログインできない
  • ソフトの使い方が分からない

といった日常的な問い合わせ対応を主に担うサービスです。

情シス業務の中でも「割り込み対応」が多い企業に向いており、
ひとり情シスの時間を最も奪っている業務を切り出せるのが特徴です。

運用代行型(アカウント・PC管理など)

運用代行型は、

  • PCキッティング
  • アカウント発行・削除
  • Microsoft 365やGoogle Workspaceの管理

など、定常的な運用業務をまとめて任せられるタイプです。「人の増減に合わせたIT管理」が負担になってきた企業に多く選ばれます。

IT顧問・アドバイザー型

IT顧問・アドバイザー型は、実作業よりも

  • 判断の相談
  • 方針設計
  • セキュリティや体制のアドバイス

を中心に支援するサービスです。「作業は何とか回せているが、判断に自信がない」という兼務情シスに向いています。

情シスアウトソーシングサービスの比較ポイント5選

比較ポイント①:対応範囲(どこまで任せられるか)

「何ができるか」ではなく、
「どこまでやってくれるのか」「どこから契約外か」を確認することが重要です。

比較ポイント②:対応スピード・緊急時対応

  • 問い合わせの受付時間
  • 緊急時の対応ルール
  • SLA(対応目安)

は、業務影響に直結します。

比較ポイント③:費用体系と契約条件

  • 月額固定か
  • 従量課金があるか
  • 最低契約期間

を事前に把握しておかないと、想定外のコストが発生します。

比較ポイント④:属人化・引き継ぎリスク

特定の担当者しか分からない状態にならないか、
ドキュメント化・共有体制があるかは重要なポイントです。

比較ポイント⑤:将来の拡張性・内製化との相性

  • 将来、情シスを内製化したい
  • 社内にノウハウを残したい

場合、内製化支援やスキル定着を考慮してくれるかも比較軸になります。

情シスアウトソーシングサービス比較16選

情シスアウトソーシングには、「完全に任せるタイプ」と「相談中心のタイプ」だけでなく、運用を任せながら、社内にノウハウを残していくタイプもあります。

アウトソーシング・伴奏支援

情シスパートナー

運営会社株式会社エクスブレーン
料金月額 49,500円〜(無料プランあり)
特徴IT業務のアウトソーシングと、情シス業務の整理・内製化支援を両立
向いてるケースひとり情シス・兼務体制で「任せつつ、将来は自走したい」企業
注意点システム開発・DX支援・インフラ構築などはオプション
URLhttps://josys-partner.com/

ヘルプデスク・初期対応重視型

情シス代行パック

運営会社エイネット株式会社
料金月額 4万円〜
特徴中小企業向けに設計された定額型。問い合わせ対応〜基本運用まで幅広い
向いてるケースひとり情シス/兼務で「まず任せたい」企業
注意点高度な設計・IT戦略は別途相談が必要
URLhttps://www.anets.co.jp/is/

情シスSAMURAI

運営会社クロス・ヘッド株式会社
料金要問い合わせ
特徴大手実績が多く、24時間365日対応も可能
向いてるケース情報システムの停止リスクを極力下げたい企業
注意点中小企業には費用が高くなりやすい
URLhttps://www.crosshead.co.jp/service/onsite/plus_staff/

トータルITヘルパー

運営会社リップル株式会社
料金PC1台 2,000円〜
特徴PC台数課金で導入しやすい
向いてるケース小規模(10〜30名)で問い合わせが多い会社
注意点対応範囲は基本的なITサポート中心
URLhttps://ithelper.ripple-call.co.jp/

フレクシーサポート

運営会社フレックシステムズ株式会社
料金月額1万円〜
特徴低価格・ライトプラン
向いてるケース兼務情シスの負荷軽減
注意点緊急対応は別費用
URLhttps://www.flexsy-support.com/

運用代行・包括支援型

RICOH 情シスおまかせパック

運営会社株式会社DXソリューション
料金1件3,900円〜
特徴大手ならではの安定感
向いてるケースITに不慣れな企業
注意点柔軟性はやや低い
URLhttps://www.ricoh.co.jp/products/list/ricoh-it-operations-support-pack

まるごと情シスBPO

運営会社キューアンドエー株式会社
料金要問い合わせ
特徴情シス業務を広く外注可能
向いてるケース情シスをほぼ外注したい
注意点業務範囲定義が重要
URLhttps://www.qac.jp/service/itoutsourcing/

Kaetec(カエテク)

運営会社ジェイズ・テクノロジー株式会社
料金月額77,500円〜
特徴運用+改善+育成
向いてるケース将来内製化したい
注意点最低料金はやや高め
URLhttps://kaetec.jp/

情シスフォース

運営会社DeepApex株式会社
料金月額12万円〜
特徴専任チーム型支援
向いてるケース情シス不在企業
注意点人依存リスクあり
URLhttps://jousys-force.deepapex.com/

クラウドSE

運営会社株式会社Gizumo
料金月額4.9万〜
特徴クラウド特化
向いてるケースSaaS中心の会社
注意点オンプレ対応は限定的
URLhttps://cloud-se.com/

テクバン 情シス支援

運営会社テクバン株式会社
料金要問い合わせ
特徴SIer品質の安定運用
向いてるケース中堅〜成長企業
注意点小規模だと過剰
URLhttps://biz.techvan.co.jp/tech-is/

IT顧問・アドバイザー/総合支援型

IT顧問 情シス君

運営会社株式会社デジタルハック
料金スポット/月額顧問
特徴相談・設計に強い
向いてるケース判断だけ任せたい、都度スポットで依頼をしたい
注意点課題整理した上で費用面の相談が必要
URLhttps://johsyskun.com/

シェアード社員

運営会社ユナイトアンドグロウ株式会社
料金ポイント制
特徴必要な分だけ人材活用
向いてるケースフルタイムは不要でスポットで業務を相談したい、任せたい
注意点稼働管理が必要
URLhttps://www.ug-inc.net/service/insourcing

ION

運営会社株式会社コンピュータマネジメント
料金月額60万円〜
特徴高度なIT戦略支援
向いてるケースインフラ構築、セキュリティ対策、システム運用などIT投資が大きい
注意点高コスト
URLhttps://www.cm-net.co.jp/information-system-support/

SHIFT 情シス支援

運営会社株式会社SHIFT
料金要問い合わせ
特徴品質・プロセス重視
向いてるケース品質課題が多い
注意点日常対応は限定的
URLhttps://service.shiftinc.jp/service/it-system-support/

IT顧問サービス

運営会社株式会社デザイン百貨店
料金月額1.8万円〜
特徴中小企業向けIT顧問・改善提案
向いてるケース兼務情シスで判断に迷いが多い
注意点実行フェーズは別支援
URLhttps://it-komon.net/

比較時によくある失敗例

価格の安さだけで選んでしまう

情シスアウトソーシングを比較する際、
「とにかく安いところでいい」と価格だけで判断してしまうケースは少なくありません。

しかし、月額数万円といった低価格プランの多くは、

  • 問い合わせ対応のみ
  • 対応回数や時間に上限あり
  • 緊急対応は別料金

といった制限があることが一般的です。
結果として、

  • 想定外の追加費用が発生する
  • 「それは対応外です」と断られる
  • 結局、社内の情シス負担が減らない

といった不満につながりやすくなります。
重要なのは「安さ」ではなく「自社の困りごとをどこまで解決できるか」です。

「何でも対応」に期待しすぎる

情シスアウトソーシングがうまくいかない原因として意外と多いのが、
社内側の役割が曖昧なまま外注してしまうことです。

例えば、

  • 社内からの問い合わせ窓口は誰か
  • 業務の優先順位を決めるのは誰か
  • ベンダーや経営層との調整は誰が行うか

これらが決まっていないと、

  • 情シス代行側も動きづらい
  • 対応が遅いと感じてしまう
  • 「外注したのに負担が減らない」

といった状態になりやすくなります。
外注=丸投げではなく、役割分担を前提にしたパートナー選びが重要です。

社内の役割分担を決めずに外注する

「情シス業務を丸ごと対応」「ITのことは何でもお任せ」といった表現に期待しすぎるのも、よくある失敗です。

実際には、

  • 対応範囲は契約内容で明確に区切られている
  • システム設計や改善提案は対象外
  • 社内調整やベンダーコントロールは別扱い

といったケースも多くあります。

特にひとり情シス・兼務体制では、「どこまで外注して、どこを自社でやるのか」を整理しないまま契約してしまうと、「思っていたほど楽にならない」というギャップが生まれがちです。

【タイプ別】どの情シスアウトソーシングが向いている?

情シスを兼務していて日常業務が回らない場合

総務・経理・人事などと情シスを兼務しており、

  • PCやアカウント管理に追われる
  • 本来の業務に集中できない
  • トラブルがあると手が止まる

といった状況の場合は、運用代行型の情シスアウトソーシングが向いています。
日常的なIT業務を外注することで、

  • 自分は判断・調整に集中できる
  • 属人化を防げる
  • 業務の見える化が進む

といった効果が期待できます。

トラブル対応・問い合わせ対応を減らしたい場合

「パスワードを忘れた」「Wi-Fiにつながらない」など、社内からの細かな問い合わせ対応が負担になっている場合は、ヘルプデスク型の情シスアウトソーシングが適しています。

  • 社内の一次対応をすべて任せられる
  • 緊急時の対応フローが明確になる
  • 担当者の心理的負担が減る

という点で、ひとり情シスには特に相性が良いタイプです。

判断や設計だけ相談できる相手が欲しい場合

日常業務は何とか回っているものの、

  • システム選定が正しいか不安
  • セキュリティやIT方針に自信がない
  • 経営層からの質問に即答できない

といった悩みがある場合は、IT顧問・アドバイザー型が向いています。
実務を丸投げするのではなく、

  • 判断の壁打ち相手
  • 設計・方針のレビュー役

として活用することで、「ひとりで抱え込まない情シス体制」を作ることができます。

情シスアウトソーシング比較でよくある質問

Q. 情シスアウトソーシングの費用相場は?

一般的な目安としては以下の通りです。

  • ヘルプデスク型:月額1万〜5万円
  • 運用代行型:月額5万〜15万円前後
  • IT顧問型:月額数万円〜(内容による)

対応範囲や企業規模によって大きく変わるため、
自社の業務内容を整理したうえで見積を取ることが重要です。

Q. 一部の業務だけ外注することはできる?

可能です。多くのサービスでは、

  • 問い合わせ対応のみ
  • PC・アカウント管理のみ
  • スポット相談のみ

といった 部分的な外注にも対応しています。
「全部任せる」か「一部だけ任せる」かは、比較時に必ず確認しておきましょう。

Q. 小規模企業でも導入するメリットはある?

むしろ小規模企業・ひとり情シスほどメリットは大きいです。

  • 専任を採用するほどではない
  • でもITの判断ミスは避けたい
  • 属人化を防ぎたい

といった課題を、外注という形で補えるのが情シスアウトソーシングの強みです。

Q. 契約前に確認すべきポイントは?

最低限、以下は必ず確認しましょう。

  • 対応範囲(何が含まれ、何が含まれないか)
  • 対応時間・緊急時の扱い
  • 契約期間・解約条件
  • 社内との役割分担

ここを曖昧にしたまま契約すると、「思っていたのと違う」という失敗につながります。

まとめ|情シスアウトソーシングは「比較の仕方」で結果が変わる

業者比較の前に整理すべき3つのこと

情シスアウトソーシングを比較する前に、
まず以下の3点を整理しておくことが重要です。

  1. 今、何に一番困っているのか
  2. どこまでを外注したいのか
  3. 将来的に内製化したいのか、任せ続けたいのか

これが曖昧なままでは、どれだけサービスを比較しても正解は見えてきません。

自社に合う形を選ぶことが最優先

情シスアウトソーシングに「正解のサービス」はありません。
あるのは 「自社に合っているかどうか」 だけです。

価格・知名度・会社規模ではなく、

  • 自社の体制
  • 担当者の負荷
  • 将来の方向性

に合ったパートナーを選ぶことで、
情シス業務は 負担から価値を生む仕事へと変わります。

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情シスパートナー編集部
情シスパートナー編集部
IT支援に携わるエクスブレーンが運営する「情シスパートナー」チームです。
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